死亡体験館

中国の上海では、「死亡体験館」なるものがあるらしい。

死亡と誕生をシミュレーション体験する施設で2016年4月にオープンして以来大きな話題を呼んでいるという。

参加者は1日24人までで、最初に初対面の12人が、現在の自分の悩みや家族や身近な人の死などを中心に議論する。
議論の後は、火葬場に移動し、実際に火葬炉に入れられる体験をする。

火葬炉の中では、炎の映像とともに全身に熱風が吹きつけられ、さらには激しい音が鳴り響き、あまりの恐怖に泣き出したり、失神したりする人もいるとか。

その後は、母親の胎内を模したトンネルを通って、この世に誕生する仕組みとなっている。

この「死亡体験館」、およそ3時間の「死と再生」の旅ですが、20〜30代の中国の若者を中心に問い合わせが相次ぎ、キャンセル持ちになるほど人気だそうだ。