墓終い ③

墓じまいに合わせて、手元供養も注目を集めている。

手元供養とは、故人の遺骨を手元に置いて供養するものだ。

遺骨を焼き物や石のオブジェに入れて自宅に置くだけでなく、最近はペンダントやリングに組み込んだり、ダイヤモンド(人工ダイヤモンド)にしたりする形もある。

手元供養の場合、遺骨を全て手元に置くのは現実的ではなく、実際には一般墓や合祀墓など他の方法と組み合わせることが多いようだ。

遺骨を複数に分ける「分骨」は縁起が悪いといった意見もあるようだ。が、遺骨の扱いについては、関東では全て骨つぼに納めて持ち帰るが、関西では火葬した遺骨の一部しか持ち帰らない。
そして、
残った遺骨は火葬場に併設された供養塔に納めたり、火葬場が契約している寺院に納めたりする。

合祀墓への改葬や海洋葬など故人の遺骨の在りかが曖昧になる場合遺骨の一部を手元に残しておくことは供養の対象が明確になる点では意義深いものがあると思う。