責任感

幸運な人生について ⑧

まじめで、人を疑うことを知らなくて、人の話を素直に聞けて、責任感が強い人。
もしこんな人が近くにいたら、
一見、素敵に思えるかもしれない。

しかし実は、このような人は、運の悪い人の要素を兼ね備えている、ともいえる。

まじめということは、ある意味、社会規範に自分を合わせること。
人を疑うことを知らない、人の話を素直に聞けるというのは、ある意味「自分」をもっていない、ということ。
つまり、自分を大切にしていないことになる。

社会のルールに自分を合わせがちな、「自分」をもたない人が責任感を発揮するとどうなるか。

自分が入社した企業はどこかおかしい、居心地が悪いと気づいても、なかなか辞められない。
ほかの社員は一生懸命がんばっているのに、自分だけ辞めるのは申し訳ない、責任を全うできない、などと考えてしまう。
責任感の使いどころを間違えてしまっている。

常識ではよしとされていることも、使い方を間違えればマイナスの方向に働くのである。