「いい人生」を生きる ⑦

ほとんどの場合、人は自分がなりたいと思っているものになれると信じている。

そのためにはまず、幸福、健康、自己発揮を強く求める姿勢、さらには、不当に扱われないよう求める姿勢を習慣づけなければならない。

人は、肉体、知性の面ですぐれた才能を持っている。
しかし、それを発揮できるかどうかは、自分自身にどのような期待感を持つかによる。

自分のことを、不器用で気がきかず、煮えきらない等の内気な人間だと考えるなら、社会に不適合なこれらの人間像を自分に課すことになる。そして結局、本当にそうなってしまう。

そうならないためには、これから自分自身がどう生きたいか、自分に何を期待するのかが、人生を決定づける大きなカギとなる。