リースバック①

リースパックの始まりは「建設協力金方式」を改良したことである。

建設協力金方式とは、事業用敷地の活用をしたい地主が、店を出したい出店者に代わって店舗を建て、出店者はその建物を借りて賃料を払いながら店を経営する仕組みである。

これを個人版にアレンジしたもの。

リースバック利用の留意点は、自宅を売却するため、そこに住み続けるには賃料を払い続けなければならない。そのため賃貸借期間が長期化すると売却で得た資金よりも多くの賃料を支払うこともある。

また、ローンが残っていて、現在設定されているている抵当権のローン残高よりも売却(査定)価格が低い場合は、利用できない。