家族を迷わせること

「エンディングノート」には、
延命治療や死後の措置について、どのようにしてほしいかを示しておくことができる。

延命治療とは、「病状の回復の見込みがなく、死期が迫っている終末期の患者さんに対しての生命維持を目的とした医療行為」である。

「人工呼吸器」や「人工心肺」、
「経鼻栄養(鼻から管を入れて、胃に直接流動食を入れる)」や「胃ろう」といった措置や、臓器提供を希望するかどうかをシートに記して残しておけば、家族を迷わせることはない。

エンディングノートは、自分だけでなく、家族とも確認し合うことで、
理解や納得をしてもらうことも大切である。