人生の棚卸し⑤

「いる・いらない」の2種類ではなく、「いる・いらない・迷い・移動」の4分類をするのは、勢いだけで物を捨ててしまわないようにするためである。

思い出の物を「移動」に分類するのは、生前整理の大切なポイントとなる。

思い出の物は、いま使っている物と明確に分けるために、保管する場所を一か所に決める。
いちばん多い移動先が押し入れや納戸である。

まずは一か所に集めたあとに、新たに「思い出箱」という箱を作り、その中に保管するといい。

「思い出箱」の注意点としては、必ずフタをつけるようにする。
(ゴミやホコリで大切ない思い出を汚したくないですから)

共有の思い出(結婚式、成人式、宴会等の写真やグッツ)は、たくさんあるので、どれも残しておきたくなるが、そういった場合は、家族で話し合って、誰が管理をするのか、管理者を決める。

思い出が共有されている物を任されるので責任は重大だが、それだけ大切にするようになるはずだ。