人生の棚卸し⑥

思い出の物のなかで、もっとも整理の難しいのが写真である。
写真は思い出でそのものだからだ。

写真の整理が難しい理由として、捨てるのが難しいということ。
人生のさまざまなシーンが刻みこまれているので、簡単に処分できない。

写真に顔が写っていることも、捨てにくい原因だ。
たとえ自分が写っていなくても、誰かの顔が写っていると無造作に扱えない。

だからといって、写真をすべて残すとなると、それだけで思い出箱はいっぱいになってしまう。

人生のなかでベストだと思うシーンの写真をピックアップし、その各シーンにコメントを添える。

さまざまなアルバムがあるが、台紙に書き込みができるタイプだと写真にコメントを加えることができるので、思い出がさらに鮮明なものとして残せるので参考にしてみてはいかがだろうか。