病院死 ②

病院死が増えてしまった日本、しかし、最近の意識調査では、過半数の人が「できたら自宅で死にたい」と言っている。と同時にしかし、それは無理だとも考えている。

その理由は主に2つあって、1つは家族に迷惑をかける(介護の手がない)
もう1つは、やはり病状が急変したときにこわいからという理由。

病院で死ぬのはいかがかという意識は出てきたけれども、今は自宅で死ぬことがかなわなくなっているわけである。

辻氏いわく、この背景にあるのは、
臓器別医療だという。
心臓なら心臓の専門医、さらに外科のなかでも肘の専門医とか分化し、世界的にも相当な水準の医学ではあるかもしれないが、体力がついていかず死んでしまったけれど臓器の手術は成功したというたとえ話が言われるほど、いまは病院中心の医療だと思うとのことだ。