高齢期の資金確保

人生100年時代の高齢期における生活確保を目的として活用され始めているリバースモーゲージ。

一般的な「リバースモーゲージ」の仕組みは、所有する自宅を担保にして金融機関から融資を受け、生存中は利息だけを返済するというもの。

借入金の使途は、本人や配偶者の生活費やリフォーム、医療費など生活に関わるものであれば限定されないが、事業資金など生活費等以外に利用することはできない。

死亡後にはその自宅を売却して元本の返済に充てることができる。

根抵当権を設定したローンであるから、自宅の所有権は移転しないため、万一、返済中に契約者が死亡したとき融資残高を超える自宅の資産価値に対して相続も発生する。

日々の生活費が年金などでは不足するときに、リバースモーゲージを利用して自宅の所有権を保持したまま資金を確保することができるので、老後の選択肢のひとつになるのではないでしょうか？